【浜本工芸】ナラ・オーク材に特化した家具メーカーの魅力(レポート1/2)

先日、インテリアコーディネーター向けに開催された、家具メーカーさんの商品説明会に参加しました。お勧めしたいと感じた良品でしたのでご紹介したいと思います。今回は、「浜本工芸」さんです。

戦後間もない創業は、創業者の浜本八右衛門氏が、障害者支援の木工所を立ち上げたのが始まりだったそうです。ナラ材・オーク材に特化した家具作り(*)は国内(広島)での生産を堅持し、創業から70年を超える長い歴史を築いてこられました。特に学習机のパイオニアとして、また、日本における洋家具の普及とともに住環境やライフスタイルの変化にも応じながら時代を歩んでいます。

品質と信頼の一つの証となることに、浜本工芸の学習デスクは、秋篠宮家の長女眞子さま、次女佳子さま、そして長男悠仁さまへの献上品に選ばれてきた経緯があるそうです。品質の良いものを「長く、大切に使う」という、本来の、ものとの関係性の理想が浜本工芸の家具にあるように感じます。

(*現在、原材料の木材については国産材の確保は難しく、ナラ材はロシア、レッドオークはアメリカが主材とのことでした。)

 

説明会場での展示より、LD周りの家具4シーンから、それぞれの魅力を紹介します。

 

1)特別限定シリーズ品。フランス産のプレミアムオークを使用した、ダイニング家具。天板はUV塗装仕上げ、耐汚、耐熱、傷に強い仕上げです。木の節や天板の端部に見る木の自然なリズム、表情や質感がお好みの方へお勧めです。テーブルの脚も木材!また、脚の設置位置は(内寄り・外寄り)2つのパターンがあり、テーブルの配置に合わせて自由に付け替え可能。このようなフレキシブルさは他にあまり類を見ません。(↓画像でわかりますか?右脚は外寄り、左脚は内寄りに設置されてます。)

2・3)ウッドフレームのソファ。ナチュラルカラーダークカラーです。ソファの張り地も多種類から選ぶことができますので、インテリアコーディネートも自在に計画ができるでしょう!生地は、それ自体に撥水や防汚の機能性があるものや、そのような機能性を保ちながらも織物調のざっくりした風合いのものなど、選択肢が豊富です。また、カバーリング仕様ですので、取り外して洗うことも可能。

 

次回へ続きます。